コイン式カート問題

今日は家族でショッピングモールへ行きました。

1回行った時空いていたので今日も空いていると勝手に思い込んでいたのですが、混雑していました。

せっかく来たので昼食を食べようとフードコートへ。

かなり混雑していたので皆場所取りに紙コップやハンカチ等を置いており、

配偶者も「場所先に取ろう」とテーブルに帽子を置きました。

私はそういう場所取りが好きではないのですが、まあいいか帽子盗られたら諦めるしかないねーぐらいに思っていました。

そして、息子をキャラクターもののカートに乗せていたので、そのカートをテーブルの横に置きました。

私が『カートには目印置かんの？盗られんで』と言うと、「そんなん盗られへんやろ」と返されたので、うーん盗られると思うけどなあーと思いつつ、まあその時はその時やな、という気持ちで飲食店の列に並び注文。

呼び出しの札を受け取り、席に戻ると、キャラクターカートに女の子が乗っている。

『うわ、盗られたんちゃうん！？』と、配偶者が「そんなん盗られへんやろ」と言ったばかりだったので、配偶者にツッコミを入れたつもりで私は言ったのですが、

その声が大きかったようで、周りが私とママと女の子を見ており、

そのキャラクターカートと同じもの（ドラえもんやった）は他に何台かあるはずなので、私が息子を乗せていたカートなのか確信は持てないし、でも明らかに帽子を置いたテーブルの横にあるので、

うーん、これはどう声掛けをすべきなのだろうか…と考えながら見つめていたら、

「これ使ってるんですか？」

『え？はい』

「…ちょっと乗せてただけなんでぇー！ちょっと乗せたら降りるんでぇー！返すんでぇー！」

『え？…あ、そう』

と、ギャルというか何か若い金髪のママに言われ、さっきから乗っていたと言われなかったのでそれ以上何も言わず無言で席に付き、しばらくすると女の子を降ろし去って行きました。

後から配偶者に

「後から返すとか言うてたけどほんまに返す気やったんかなあ？」と言われたので

『いや普通に持っていくやろ』

と返事をしたのですが。

これ、単純にカートにもタオルか何かを置いておけば良かったのかなあとも思うし、配偶者に対して『だから何か目印置いとかへんのかって聞いたやろ』と言いたいところやけど、そこに不満があるなら私が置けばええ話やし、

そもそも置いたままにしているのが悪いと言われればその通りやと思うし、いわゆる自業自得なのは私やと思うし。

ただ、このカート、コイン式なんですよ。

100円入れたら動いて、返すときに100円戻ってくるタイプ。

なので、所定の場所以外に置いてあったら『誰か使ってるんやな』と、私なら使わない。

でも、今回の「ちょっと乗せてただけなんでぇー！」と言ったママはコイン式という事を知らなかったのかもしれない。

まあ、めちゃくちゃ偏見で言えば、見た感じ確信犯やったし、発言からして確信犯やったんやけど。手癖の悪いタイプに見えた。

でも、それも私の勝手な主観なので、コイン式なのも知らず、本当にちょっと乗せていただけなのかもしれない。キャラクターカートは子供にとって魅力的やと思うので。

喧嘩したくないしそもそも私に非があるので何も言わなかったのですが、あの若いママの必死に絞り出した言い訳にツッコミ系の暴言を吐きたくなり、昔なら自分を棚に上げ喧嘩を売っていた気がして物凄くモヤモヤし、我慢出来る性格になれて良かった…と心から思いました。

あそこで私が何か言っていたら、周囲から「いやカート放置してたあんたも（が）悪くない？」と内心思われそうなので。

そして、配偶者が何の疑問も持たず

「あの若いママは100円入れたカートを盗もうとしていた」と思っている事に無駄にイライラするのでした。こっちも悪いやんと思おうよ、と。

まあ実際カート持っていかれたら「あーあ、盗られちゃった。息子くんごめんなー」と配偶者は言いそう。

・置いているほうが悪いから持っていっていいでしょ

・100円入れてるんやから持っていくのは窃盗と一緒でしょ

・所定の場所に置いていないカートに乗せるなんて非常識でしょ

・100円入れてるなんて知らなかったし100円ぐらい別にいいでしょ

・そもそもカートはショッピングモールのもので、100円入れてるからってあなたのものになったわけではないでしょ

等々、色んな考えの人がいると思う。

どれが正解ってわけでもないような、でもお金入れてるから正解があるような？

仮に今回の件、息子を乗せていたカートやったとしても「私がさっきから娘を乗せてたカートなのですが何か？」と言われれば、配偶者が「いや絶対ちゃうやん！」等と怒ったとしても私は諦めるのに、あのママは咄嗟に変な言い訳をして…モヤモヤするー！

まあ謝りたくなかったんやろうし謝ることでもないんやけど、言い訳が中途半端やからめっちゃツッコみたくなったよ、という話でした。