今日一日で、Twitterのトレンド(?)で桐野夏生を見て、テレビニュースで林真理子を見て、西原理恵子が実は毒親やったという事を知り、ものを書く人ばっかりデーやん、てなった。
一応毎日読書と言っていいのか微妙な読書(紙の本)はしているのですが、物語は読んでないなあと。町田康久々に読んでるけど途中で止まってる。
読みたい本はずんずんほしいものリストに入れるのに、一向に読んだ本の冊数は増えず、
子育てしているからというのもあるけれど、【サボる性格やらない性格も含めて私なんやな】と最近強く思う。
勉強の計画を立ててもその半分しか出来ないそれが当たり前、みたいに世間では良く言われており、
私も良くて半分、半分以下ぐらいしか出来ないタイプで。
それは普通の事なんですよーと言われても、自分は普通よりも劣っていると捉えてしまう。普通か普通以上になれるならなりたいし。
そう思ってもなれないのが私。なれないというか、心の底ではなりたいと思ってさえいないのかもしれない。
昔はいっこも気にしんと、馬鹿なほうが周りが助けてくれるとさえ思っていたモラトリアム時代。回顧してしまう、今月39歳になる痛々しい私。
桐野夏生の物語に出てくるような切羽詰まった(家庭)環境で育っておらず、
林真理子の物語に出てくるような嫉妬深くなってしまうほど地味な見た目で青春していたわけでもなく、
西原理恵子の物語に出てくるような非行に走るタイプでもなく、
中途半端に貧乏で中途半端に保護された中途半端な見た目の私は中途半端な成績しか残せず…という感じ。
中途半端に幸せやったから中途半端にしか頑張れず、今もそれなりに生活出来ている感じ。必死さが無いよね。嫌なことがあっても適当にヘラヘラするし、主張したいこともない。そういう人間は大したこと成し遂げられへんよね。
勉強と仕事出来て年収一千万ぐらいは稼げても、プロ野球選手とかアイドルとかバンドで売れるとかそういうのは出来ひんとかいうのはあるあるで、ぬくぬく育ったからやと思う。ただただ幸運な人もおるやろうけど、ハングリー精神みたいなものが中途半端なんや。
私は仕事も勉強も年収も何にもないですけどね。
でも息子と配偶者が居て、それなりに幸せに暮らしており、それ以上を求めていない。
いや、求めてるんやけど、求めきれてない。
例えば、「大学院で勉強出来たら素敵やなあ…まあでも出来んくてもええか」みたいなノリ。
そう考えると、私みたいな性格・タイプの人間は結婚しておいたほうが良いという事になる、と個人的に思っています。
これまで努力してこず、努力なんてしたくないわとか言うてたうっすらでも結婚願望のある人が、なかなか結婚出来ず努力する方向に転換し、ヨガやら運動やらプチ整形(?)…勉強や読書をしたり微妙すぎるキャリアをつんだり…という謎の女磨きをしだす。そういう独身女性知人が周りに多すぎて、私も独身やったらそっちの方向に行ってたんやろうなあと思うから。
ほんま、私の年齢まで独身の女性は勉強や女磨きをしている不思議。結婚願望0の人は達観してて痛々しさが無いけど。
あれなんなんやろう。皆似たような方向に努力してはる。40代50代の男性が急に趣味を作って楽しみだすのに似ている気もする。
この間既婚の友人に、共通の独身友人が働きすぎているので心配だという話をしていたら
「まあ…生涯独身で生きていくとしたらそうしなあかんって事なんじゃない?」と返されたのですが、
『そうなん?独身やとしてももっと肩の力抜こうよーと思うんやけど!!』
と、言ってはいないけれどその時は思ったんです(『そういうもんなんかあ』としか言わなかった)。
でも今これ書いてて思った。私も彼女の立場やったら、必死に働いて貯蓄するなと…。んで友達に「働きすぎ!頑張りすぎ!」とか言われて『うるさい!独身なめんな!』とか下品な言葉で返しそう。…そんな言葉は流石に使わないけれど…反省。
冒頭に上げた3人の中やと、私は西原理恵子タイプなんですよね。男性に甘えるタイプ。西原理恵子は自分でも稼いでるけど。
そういう人生でええのんやろうか、と思いつつ、今日も子育てや家事をし、「息子が幼稚園に行ったら就職するぞーそのために勉強するぞーー」みたいなモチベーションはなく、ただただ息子を愛でるのでした。
スマホ育児しているわけでもなく親がスマホばかり見ているわけでも子供に構わずゲームばかりしているわけでもないからええんかもしらんけど、せめてもっと本読もうよ、というお話でした。
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