先日友人と久々に会ったときの会話などを。
その友人は正社員+バイト3つかけもちしているパワフルな女性(でも手術したり身体は弱いので酷使しているだけのような…)なのですが。年齢は確か私のひとつ上。婚歴なし。
今もしているのかは知らないですが、知り合った当初はスロットが大好きで、携帯電話でスロットのゲームをするぐらいで。
女友達も沢山いたけれど男友達がめちゃめちゃ多く、私はまれに飲み会に誘われ出向いたりしていました。
数年前「昔は真冬でもスカジャンにTシャツやったけど今は絶対無理じゃ〜(方言)」と言っており、当時は尼神インターの渚さんみたいな見た目でした。
今は落ち着いた服装ですが、ブーツがドクターマーチンでした。いいね!
私が再婚する前もバイトを4つかけもちしており、
・お風呂で寝てしまい気付いたら雑誌が浴槽に沈んでいた
・自転車を漕ぎながら寝てしまい電柱に激突した
等、笑って話していたので、別の友人と「死んでまうからシフト減らして!!!!!」と本気で心配しました。
今はコロナ禍なのでお店が閉まる時間が早く、飲食店バイトのかけもちなので時間に余裕があるそうです。
いや、それにしても働きすぎ。
以前はカードローンで限度額まで確か借りてしまって(短大時代に?)、それを返すために沢山働いていたみたいなのですが、
今はかなりの額を貯蓄しているそう。
2人で、
「何であの頃はあんなに服にお金使ってたんやろうなあ」
「ほんまに。でも今って安い服いっぱいあるけど昔ってあんまり無かったんちゃうかなあと思う」
「めっちゃお金使ってたよなあ。今では考えられへんわ」
等と盛り上がり、価値観が一致。
私はその当時からコツコツ貯めていて、友人は私以上に使っていたという違いはあれど、お互い若い頃(20代)は服にライブにお酒に旅行にギャンブルに…と、それぞれ好きな事に使っていたわけです。
でも今は保守的。
友人は独身。私は既婚。
それでもお互い、今後のためにきちんと貯蓄を始めているのです。
お互いそういう性格だからこそ今でも仲良く出来ているのかもしれません。
もう1人、上記の友人と繋がりのない友人がいるのですが。
派遣の仕事を2つかけもちしている女性。婚歴なし。
その友人も、若い頃はかなりお金を使っていました。服はあんまり買うタイプではないけれど、食事とライブに使ってたかな。
今は、頻繁に通っていた美容室にもほぼ行かず黒髪やし、貯蓄しているそうです。
私は1600万ぐらいまで貯蓄したけど投資に失敗してほぼ0円になり(いや、200万ぐらいは流石にあった)、再婚のチャンスがあったので飛びついたわけてすが。
この友人2人は今の私よりはるかに貯蓄していると思われます。
というか、私が1000万貯めて投資も始めた頃に、「1000万貯まってーん」等と言っていたので、それを聞いて自分も貯めようと思ったのかもしれません。もしきっかけのひとつになっていたのだとしたら嬉しいです。
20代の頃は好きなことにお金を沢山使い、30代半ばぐらいから老後に向けて貯蓄する。個人的にこのスタイルはとても好みです。
物価や税金が少しずつ上がっており、反出生主義の気持ちがわからんでもないよなあとか思えてしまうくらいなので、
「貯蓄なんかしゃらくせえ!使え使ええい!」
と考えるほうが正しいような気もしますが、どっちみち貯めていないと安楽死出来るわけでもなし、後からしんどいわけで。
なんていうか、欲しいものはもちろんあるんやけど、
・欲しいものを買うか
・貯蓄にまわすか
の二択やと後者を選んでしまう感じ。
めっちゃ欲しい物や使う価値があるものは買うけれど、それ以外はもう貯蓄に回そうかなあ、みたいな気持ち。
「化粧品はまあまあ高いの使ってるけど1回買ったら何ヶ月も使えるし」
「服は仕事着で必要やから買うのは買うけど必要以上には買わんし何万もするのは滅多に買わんくなったなあ。昔は欲しいと思ったら直ぐ買ってたけどなあ」
等、メリハリをつけている友人の話。私も私もー!!ってなる。
黒髪にした友人も、
食べることは好きやから美味しくて品質の良いものも買うけど、そのぶん美容室でヘアカラーするのは我慢しよう、
みたいな感じできっとメリハリをつけているのだと思われます。
ここからは私の話。
・昔の私なら100%黒染めしている白髪をそのままにしている。
・コンビニにすっぴんで行くことが恥ずかしかったのに、どこへ行くのも大体日焼け止めのみ(マスクしているからやけれど)
・奮発してPRADAのバッグを購入したけれど、ほぼ毎日使っている為、現在の日割額400円。今後も使い続けるのでますますお得に(?)。
・毎月数万かけていた服代はほぼ0円。いや、おそらく月割で5千円ぐらいかも。PRADAとか買ってしまうので。
年に数回少しお高めの買い物をすることはある。でも日割りにすると大した金額ではない。
昔はブランド物もファストファッションもどちらも買っていました。
正直、子供にはかなりお金を使っているのですが(服と知育)、それでも許容範囲には収まっています。それなりに考えて貯蓄出来てはいます。
あの頃の私達懐かしいよねーと言うのは歳を重ねた証拠なのかもしれません。
服を買う頻度は減ったけれどお肌の手入れに使うようになったよねー、黒髪にしてもシャンプーはいいもの使ったりねー、
と、使うけれどもやっぱりメリハリ。
20代の頃よりも賢くなったということなのだと思っています。
所得が右肩上がりの女性(男性も)はむしろ「好きなものが買える!やったー!」となっているべきなのだと思います。そういう人がお金使わないで誰が使うの?ってなるから。
でも友人や私は違う。
私は今後パートに出るけれど所得は上がりません。1番多くて130万までやん。
そういう層は、メリハリつけてコツコツ貯めていける中年になっている事が正解なのだと思うんです。
気にせず使い続けている、所得が上がる予定のない人も結構周りにいるのですが、そういう性格に私は生まれなくて良かったなあと心から思うわけです。
そういう人の老後はどうなっているのか、その時まで縁があるのかどうかはわかりませんが、結構気になります。アリとキリギリス的な??
PRADA。丁度200回使っていた。
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