我が家では、土日の午前中は配偶者が息子を公園へ連れて行き、私はその間に掃除を済ませるという流れになっています。
今日もいつもの流れでそうなったのですが、配偶者が、
「息子くんがこけた時腕をひねったらしくめっちゃ痛がってるんやけど…」
と心配そうに帰宅。
普通に元気そうな息子。
部屋の中で遊び回ってるんやけど、右手しか使ってない。
服が汚れていたので着替えさせると、顔をしかめて「いたいのー!いたいー!腕がいたいのー!」と叫ぶ…。
可哀想なので病院に直ぐ連れて行こうよと私が言うと「腫れてないし昼寝のあとでええんちゃう眠そうにしてるし」と配偶者。
私は現場を見ていないのでどのぐらい派手にこけたのかわからず、配偶者の判断に任せるしかないというか。
青くなっているわけでも赤くなっているわけでもないし、2歳なので具体的にどこが痛いのか教えてもくれない…。
配偶者が大袈裟なのか、実は骨折しているのか、脱臼しているのか…いっこもわからん。
検索してみると、おそらく肘内障。配偶者の話を聞いた感じでは肘内障。肘内障って初めて聞いた。
昼寝させようと試みるも「いたい…手がいたい…」と言い昼寝せず。
昼食を食べさせ救急(?)に電話をし、病院を数件紹介してもらう→1件目で診てもらえる事に。
チャイルドシートのベルトを通す時もめっちゃ痛がる。
外すときもめっちゃ痛がる。
大きい病院やし混んでるんやろうなあと覚悟していたのですが、待ち時間無しでした。
おそらくコロナ患者…発熱外来にでも行くような人がおり、看護師(?)に、
「ちょ、ちょっと待って下さい!ちょっとだけ待って下さい!!!」と、息子が走って行こうとするのを制止されました。危うく濃厚接触するところでした。すれ違いそうになっただけやけど。
息子は病院がめちゃくちゃ嫌いで、病院では100%癇癪を起こすのですが。
例に漏れず、今回もギャン泣きで診察にならないレベル。
症状を説明すると、
「おそらく肘内障でしょう。治しましょう。」
と、腕をひねろうと(?)試みるも、息子は大暴れで。
配偶者が抱っこをして説明していたのですが、
「ママにするか?ママが抱っこしようか?」
「ママがいいのー!パパいやなんー!」
先生が笑う。
私が抱っこする。
「ママいやなん!ママいやなん!いやなん!いやなん!」
と、パパの腕に必死にしがみつく。
先生「…?腕掴めてますね…?」
私・配偶者「息子くん!?痛くないの!?」
息子「いやなんーー!!!!!」
先生「うーん、こういう風に掴めるってことは肘内障ではないかも…ちょっとこの状態では診られないし、外に出て少し散歩とかしてもらって、30分ぐらいしても痛がらなかったらまた治ってるか確認しましょう。痛がるようであればレントゲンをとりましょう」
と言われ、お礼を言い診察室から出ると。
両腕使って普通に散歩楽しんでるやん…。えええええー!
なんと、癇癪をおこし配偶者の腕を必死に掴んだところ、外れていた関節?靭帯?がはまって肘内障が治ったのでした…。
触っても全く痛がらず、痛くないのか聞くと「いたくないね!」と返され…。
10分経たないうちに配偶者と「もう帰ろ」となり、先生に声をかけました。
廊下で遠くから
「確認しますね!バイバイしてー!」
両腕でバイバイする息子。
先生「明日もし痛がったら、小児科だと腕を触られてしまうので、お近くの整形外科に行って下さいね!」
と言われ、診察終了。
会計を済ませ、ありがとうございましたと言うと、後ろで「ありがとー!」という息子。
一組だけ高齢の親子がいたので、お騒がせしてすみませんでしたと声をかけると、
「いえいえ!可愛いねー!病院頑張ってお礼言えておりこうさんだねー!バイバーイ!」
とめっちゃ可愛がられ、満足げに病院を後にする息子…。
「ほんまに治ったん!?ほんまに!?痛くないんやんな!?」
等と言いながらチャイルドシートを装着しても、全く痛がらない息子。
帰りに寄ったスーパーでは両手を使い商品を触ろうとするので、カゴに入れたツナ缶を渡すと、普通に両手で持つ…。
その後も家で痛がる事なく元気に遊んでいました。
癇癪をおこし、自力で肘内障を治した息子。なんでやねん。振り回された1日でした。
肘内障になる数日前の息子。
終わり
0 件のコメント:
コメントを投稿