2021年8月2日月曜日

今更ながら小山田圭吾に似た話とか

古いブログに書いたことがあるのですが、高校生の頃1人の同級生にいじめられたことがあります。


その1人が執拗にいじめてきただけで、他の女子は私を守ってくれたし古い話なのでそこまで気に留めていないというか思い出す事もないんやけど。

最近思い出したのは数年前の同窓会で、そのいじめ女子が消息不明やとかいう話を同級生がしていた時です。




いじめの内容としては、

・机に死ねと書かれたり、

・席替えで窓際の席になった時私の椅子にガラスが飛ぶようにガラスを割ったり、

・携帯電話を盗まれ、メールの内容を私が当時開設していた魔法のiらんどというホームページ(?)に書き込んだり

・私が友達の悪口を言っているという嘘を吹き込んだり

・万引きをして捕まった時名前を聞かれ、私の振りをし名前と住所を告げたり(当時私は学校をサボってアメリカ村に良く行っていたのですが、その日は家で寝ていたので警察が来たとき親が「え?今寝てますけど?」と言った、らしい)

などなど、他にも色々されたと思います。


前述の通り、お店で万引きもするし、わざと体育の時間に登校し同級生の財布からお金を盗みまくっていた、かなり素行の悪い人でした。

ここでは書けないような事もしています。




昔ブログに書いたので、もし当時から読んでいる人がいたら同じ事を書くことになるのですが…、


私は学校にあまり通っておらず、私をいじめている女子は私の携帯電話やウォークマンを盗むだけだと思っていました。

でも現実は、体育の時間にしょっちゅう同級生のお金は盗まれていて、皆は犯人はその女子ではないかと疑っていたそうです。

でも確信がない、と。

そんな矢先、卒業旅行費…確か5万円が盗まれ、女子達は怒り心頭。

そこに私がたまたま遅刻して到着。

「おはよー!みんな集まって何の話しとるんー?」

と混ぜてもらって、その女子が何度もお金を盗んでいるっぽい事を聞くのです。

『近所におばあちゃんちがあって、あの子は保健室登校やし先生も緩いから…盗んで直ぐおばあちゃんち行ってお金置いて戻ってきてるんやと思うねん。毎回そんな感じやねん』

私はこれまでに無いほど怒り、

その女子を廊下に呼び出し、盗んだお金を返すよう言いました。

「盗んでないし、何それ」

みたいな事を言うので、私は掴みかかり、事情を知らない男子たちに羽交い締めにされ止められ、その女子は保健室に駆け込み、私は職員室でこっぴどく叱られ「保健室行ってたらそいつの事信じるんか何やっても黙っとくんか」みたいな事を言い、『でも証拠がないでしょう』と叱られ、お前ら最低じゃと職員室で泣き、泣きながら教室に戻り、女子達に拍手され、男子達には『何があったか知らんけど手を出したら負けになるから我慢をしようね』と慰められ…、

その後卒業までお金が盗まれる事は一切なくなり、とても感謝されました。


という出来事があったのですが。




小山田圭吾の件で、そういえばあの女子今何してるんやろうかとふと気になり名前で検索したら、出てきました。


Twitterは2011年から利用しているし、インスタも利用しているし、専門職に就きお店のスタッフとして写真も載ってるし、バンドもしているし、イベントもしているし。

しかもトミモトリエというはてなで名前聞いたことある…炎上した人?と仲良しやったし、世間は本当に狭いですねと思いました(直接絡んだことはないけれど久谷女子関連でコメントしてたから名前を覚えている)。

私もいじめの彼女も兵庫出身大阪在住やし20代の頃お店で鉢合わせした事もあるし、大阪狭いから簡単に繋がりなんて見つかりそうな感じですけどね。


今回彼女を見つける事が出来たのは、たまたま今クラウドファンディングで本名を出しているからです。Twitter等のアカウントは通称なので、普段はネット検索されないよう対処しているみたいです。



で、その彼女は高校卒業後新しい場所で新しい友人を作り、いじめや窃盗の事を知られる事もなく、とても幸せに暮らしている、と。


私は人と自分を比較するタイプではないというか、比べたとしても「私のほうが上やな(下やな)」

みたいな事は思わないし嫉妬もしないのですが。


嫉妬はしないけれど「これは…私のほうが人生偏差値(?)負けてるなあ」と思ったわけです。



慰め方の定番として、

「彼女は(おそらく)独身で子供もいないけれどあなたには素敵な息子くんがいるじゃない」

等と友人知人には言われるのかもしれません。



でも私からすれば、

・大阪市内を自転車で駆け巡る!

・私のリアルに50倍ぐらいの友人知人数!

・好きなだけオシャレ!外食!バンド!海外旅行!

みたいなのがとてもとても羨ましい。

友人知人数以外は、独身の頃一応出来てた事柄で。

絵に描いたような充実ぶりに、小山田圭吾みたいな人は世の中に沢山いるんですねえ、と思いました。




今の自分は今の自分として好きなんです。

ただ、

【選択肢をそっちにしていればそっちの方向になったのかもしれない】

という可能性のようなものを、私は彼女に見たわけです。



家事スキルは上がっているものの、自分の色々な劣化具合には心から辟易しているので、今後どういう方向に自分を持っていけばいいのかしらんと考えあぐねているのでした。

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